【読んだ本】POLLYANNA



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POLLYANNA (1913)
by Eleanor H. Porter
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Pollyanna (English Edition)


紙の本の長さ:333ページ  章の数:32章
読み終わるまでの日数:19日(2018年5月16日~6月3日)


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この物語がもととなって、主人公の名前 Pollyanna が「きわめて楽観的な人」といった意味の言葉として辞書にまで載るようになった、そんな『少女ポリアンナ』『少女パレアナ』)の原書を読みました。


両親を亡くし、母親の妹である独身のポリーおばさんに引き取られたポリアンナ。どんなことがあっても、うれしいと思えるところを探して喜ぶ遊び ('just being glad' game) が得意です。牧師をしていた父が教えてくれた遊びです。

姉の結婚をよく思っていなかったポリーおばさんは、ポリアンナに父親の話をすることを禁止しましたが、ポリアンナは会う人ごとにこの遊びをすすめました。気むずかしいことで知られる、資産家ペンドルトンの態度さえ変えてしまったほど。

ある日、ポリアンナは思わぬ事故で大怪我を負います。親しい医者のチルトン先生に診てもらいたいのですが、ポリーおばさんがなぜかそれをかたくなに拒みます。別の医師からは無情な宣告を下され、ポリアンナは喜ぶ遊びをする気も起こりません。するとそこへ驚きの知らせが……。





さすがのポリアンナも喜べないぐらい深刻な事態が起こってしまいましたが、いつのまにか町中に広まっていた遊びのおかげで、大きな喜びがはね返ってきたようなハッピーエンドとなりました。
この遊びを人に伝えることが、喜びのタネまきになっていたみたいですね。

大好きなお父さんの教えでもあり、ポリアンナはこの遊びをとことん究めています。ときにはちょっとうるさく感じられるぐらい(笑)。ポリアンナにとっては、そのぐらい切実なものだったのでしょうね。

現実を見ないようにするためというよりは、現実は現実として受け入れて、そのなかからちょっとでも喜べるようなことを探すということなのだと思います。
とんちをきかせる練習にもなるし、多少無理があっても笑いにつながれば、それはそれで楽しい気がします。

物語じたいも、ロマンティックコメディみたいな要素もあって、思っていたよりおもしろく読めました。


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なおみコ(@naomico_today)



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